最近の話題 「管理計画認定制度」について
昨今「管理計画認定制度」について話題になることが多いですね。
そもそもどのような制度なのかわかるようでわからない。
・適切な管理が行われているマンションは、その管理計画が一定の基準を満たす場合に、地方公共団体から適切な管理計画を持つマンションとして認定を受けることができる。※
・管理組合は地方公共団体への申請前に、マンションの管理の専門家であるマンション管理士の事前確認を受けることで、よりスムーズな認定の取得が期待されます。なお、事前確認はオンラインでの手続きを予定しており、認定申請書の自動作成などの機能を設けることとしています。
・事前確認を利用する場合は、他のマンション管理状況評価サービスと連携し、これらの評価サービスと一緒に申請を行うこともできます。
と国土交通省の「マンション管理・再生ポータルサイト」のホームページには書かれていました。
では、地元広島市は、どう考えられているのでしょうか。先ほどの国土交通省の資料には、※「認定制度の活用には、お住いの地域の地方公共団体において「マンション管理適正化推進計画」が作成されている必要があります。」と書かれています。つまり、広島市が適正化推進計画をいつ計画し、いつ実施するかにより地元で「マンション管理計画認定制度」が開始されるのか決まってくるとのこと。
・マンション管理新聞2021年9月25日号によると
・広島市のマンション化率は17.3%
・マンション管理計画認定制度の策定予定時期は2022年度末(2023年3月末)
・管理計画認定制度については2023年度中に実施予定(2024年3月末まで)
と書かれています。
また、策定・実施に向けた取り組みとして、2022年度中に広島市市内マンションを対象に実態調査を実施する予定と書かれています。
実際はもう少し時間がかかりそうですが、管理組合の関係者の皆さんには、この制度に関心を持っていただき、身近な地方公共団体の動き、情報発信に注意を払っていただきたいと思います。
マンション管理組合の皆さん、このような制度がスタートするしないではなく、日ごろからご自分のマンションは適正な管理が行われているかということに関心を持っていただくことが大切です。